神は乗り越えられる試練しか与えない
こんにちは、まっしーです。
今回は僕が『がん』の経験から学んだ、心の持ちようの大切さや行動の変化について詳しく話していきたいと思います。
『プラス思考』の大切さ
人生は楽しいことよりも、辛いことの方が多く、そして、楽なことよりも試練の方が多いのかもしれない。
また、自分よりも他人の方が幸せそうに見えてしまうのが人間というものだが、人生が試練の連続であることは、誰にとっても同じことだ。
試練の例で言えば、受験や就職活動が挙げられるだろう。
たしかに結果は大事なことかもしれないが、その過程で学ぶことやその後のあり方が重要だと僕は考えている。
たとえ第1志望に受からなかったとしても、別に死ぬわけではない。
人生において、大きな分かれ目になるのかもしれないが、それをどう捉えるかは、自身の考え方次第で変わってくるのだ。
プラス思考で生きている人は、人生が楽しくなりやすく、常にマイナス思考の人は、暗い人生になりやすいと言われている。
なぜなら、同じ出来事(試練)を、プラス思考の人は楽しく乗り越えていくのに対し、マイナス思考の人はそれを『悲劇』と捉えてしまい、その重さに押しつぶされてしまうことがあるからだ。
僕の『がん』は試練だったのだろう。
今思い返すと、僕は後者のようにマイナス思考の方だった。
神は乗り越えられる試練しか与えない
これは彼女がよく言ってくれた言葉だ。
この言葉は、僕に大きな力を与えてくれた。
起こってしまったことは仕方なく、今後のことを気にしてもしょうがない。
また何か起きれば臨機応変に対応すれば良く、もう病気とはうまく付き合っていくしかないのだ。
この先辛いことがあっても来ても大丈夫だ。
きっと、また乗り越えられる。そう思えるようになった。
行動の変化〜気付きと学び〜
試練の本質は「気付き」や「学び」だと僕は考えている。
なぜ『がん』という試練が起こったのかという根本を振り返ると、それは自分に足りないと思われること、自分に知ってほしいと思うこと、それらが神から僕のもとに届けられたのかもしれない。
僕は『がん』を経験して、自分がいかにたくさんの人に支えられて生きているのか改めて気付かされた。
今まで「当たり前」だったことができなくなったことで、「当たり前」であることの有難さを痛感し、自分がいかに恵まれた環境にいたのか思い知らされた。
「当たり前」であることに、もっと感謝しなければならなかったのだ。
『がん』になったことで、僕は小さなことでも人に感謝するようになった。
そうすることで、より人に対して寛容になることができ、前向きにもなれた。
『がん』にかかる前の僕は、自分勝手で刹那的に生きていたのかもしれない。
振り返ってみると、好きなものばかり食べたりしていて不摂生だった。
それでも健康診断はずっとオールAで、特に問題はなかったのだ。
あのままの生活を続けていれば、いずれは何かしらの病気になっていただろう。
今回の『がん」の経験は健康の大切さ、有難さをよく考えるきっかけとなった。
手遅れになってしまう前に、神が教えてくれたのかもしれない。
『通院』が変えてくれたこと
プラスに考えると、定期的な精密検査は自分の状態をより早く知ることができる。
これは自身のリスク管理にもつながるので、実は良いのかもしれない。
通院にはどうしても時間もお金もかかってしまう。
僕は限られた時間の有効な使い方を考えるようになった。
また、医療費がかかるので、節税やお金の有効な使い方について考える機会が増えた。
仕事の調整など、スケジュール管理しなければならない場面を多く経験し、より効率化を考えるようになった。
そして、突然働けなくなるという理不尽な経験をしたことで、良い意味で自身のスキルや市場価値を高める大切さに気付かされた。
「会社」という後ろ盾がなくなったとき、自分の力で何とかして生きていかなければいけないのだ。
僕はこれから先、どこでも通用するようなスキルを身につけていくつもりだ。
『がん』は自分のこと、周りの存在のこと、今後の人生のことをよく考えたりするきっかけを僕に作ってくれた。
『がん』になるということは客観的に見れば不幸でマイナスなことも多いかもしれない。ただ、考え方や捉え方をプラス思考に変えるだけで、その姿はガラリと変わるのだ。
これから先、どんな試練が待っているかわからない。
たった一度きりの人生だ。
何事にもプラス思考の方が、きっと人生は豊かになっていくのではないだろうか。
【変わった僕のカラダ】『がん』から学んだこと-完-
Part1のリンクは下記にあります。
また、こちらの記事も合わせて読んで頂けると幸いです。
コメントを残す